ロッテ・サブロー外野手と巨人・工藤隆人外野手の交換トレードが成立し29日、両球団から発表された。
サブロー(本名・大村三郎)は1976年6月1日、岡山県出身の35歳。PL学園から94年ドラフト1位でロッテに入団。中心打者として2005年、10年の日本一に貢献した。今季は19試合に出場し、70打数19安打、打率・271、2本打、9打点。5月4日の西武戦で死球により右手薬指を骨折し、出場選手登録を抹消されている。
工藤は1981年3月30日、青森県出身の30歳。青森大からJR東日本を経て04年ドラフト9目で日本ハム入団し、09年に巨人移籍。今季はここまで1軍の出場機会はない。
巨人は今季、日本ハムから高橋信二をトレードで獲得したばかり。
またもや右打者の補強となった。
巨人の外野と言えば、現状ラミレスと長野がレギュラーで当確。
残る1枠を高橋由、谷、亀井、矢野、鈴木尚、松本らが競っている中でのサブローの獲得に疑問の声も上がっている。
甲子園での落球事件以降、“詐欺師”扱いされ1軍と2軍を行ったりきたりしている脇谷や、ライアルが不発に終わりそうな今、三塁手の補強が賢明だったように思うが。
ところで、トレード期限は6月末で終了してしまうのかと思いきや、
いつの間にか7月末までに延長されていたのだか。
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