市は「仮設住宅建設は急を要していたため、環境面をじっくり検討する時間がなかった。我慢していただくしかない」って公然と言ってますけど、
そもそも高速道路脇に仮設住宅を建ててしまうことに問題があったのと、
そうせざるを得ない地形上の問題があったのと。
問題となっている仮設住宅は、三陸自動車道・鳴瀬奥松島インターチェンジ付近の工業団地にある。21戸のうち、玄関が道路に面する北端の8戸が特に深刻だ。
高速道路沿いの住宅と言えば、狭い都心部・首都高や阪神高速道路沿いに多くみられるが、それらは遮音壁の設置など、定められた生活水準をクリアして建てられもの。
ましてや仮設住宅なんだから、構造自体も“仮設”に建てられたもの。
鉄筋コンクリート作りのマンションとはワケが違う。
防音カーテンで少しは騒音を和らげることができるか?
午後11時ごろ床に就いても騒音ですぐ目が覚め、布団の中でラジオを聴きながら朝を迎える。買い物のためバスに乗ると居眠りする習慣がつき、生活は乱れる一方だという。
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