東京-名古屋間で2027年の開業を目指すリニア中央新幹線について、JR東海は7日午後5時、中間駅や詳細なルートなどを盛り込んだ「環境配慮書」を公表する。山田佳臣社長が名古屋市の本社で会見する。
検討事項をまとめた「環境配慮書」は環境影響評価(アセスメント)の一環で、JR東海は同日、沿線自治体に提出する予定。
中間駅は沿線の各県に1駅を設ける方針で、神奈川県は相模原市、山梨県は市川三郷町北部から中央市南部、長野県は高森町周辺、岐阜県は中津川市などが有力候補地となっている。
JR東海は今後、配慮書をたたき台に各自治体と協議を進め、12月にもアセスメントに着手したい考え。14年度に着工し、45年には大阪までの全線開業を目指す。
PR