高速道路で、渋滞の最後尾に大型トラックが追突し、悲惨な事故を招くケースが後を絶たない。
ドイツで、そんな事故を想定した実験映像が公開された。
これは25日、ADAC(ドイツ自動車クラブ)が公開したもの。
三菱『ランサーワゴン』と、ルノー『セニック』が渋滞の最後尾という想定。その後ろから、70km/hで大型トラックを追突させている。
結果は、予想を遥かに超えていた。
そもそも実験に使用されているトラックは「大型」とされているが、
もっと大型のトレーラーの場合だと、その重量も加わって計りし得ない力が前方の車を押しつぶす。
ADACは、「大型トラックには緊急時のブレーキアシストを装備すべき」としているが、まさにその通り。
それに加え、大型トラックの運転モラルをもう一度見直してもらいたい。
法定速度で走っていると、何を急いでいるのか分からぬ大型トラックが、ぴったりと後ろを煽ってくる。
急いでいるなら高速道路を使えと叫びたくなる。
大型トラックに限らず、危険運転をする車に遭遇したら、ボタン1つで最寄りのパトカーにSOS出せる仕組みとか、うまく出来ないもんかな?
今や渋滞情報がリアルタイムで配信される時代。
iPhoneアプリでうまいこと出来そうな気もするんだけど。