ミシュランは、ドイツで開催された「ミシュラン・チャレンジ・ビバンダム」でパンクしても自己修復するタイヤを初公開した。
パンクしても自己修復するタイヤは、タイヤ内部にトレッドにできてしまった穴をすぐに塞いでくれるユニークなゴムが貼ってあり、走行中にクギを踏んでも、空気圧は低下しないというのだから驚き。
タイヤの内部に貼られた新開発のゴムは、従来の素材だと車両を長期間にわたって駐車した場合などに発生する可能性があるタイヤ内面底部にゴムが溜まる、いわゆる「偏り」が起きない安定した材質のものを使用。その結果、走行時の振動の発生も防ぐ。
特に燃費などにも影響を与える転がり抵抗の面でもタイヤの性能を損なうことが無いとしている。
同社では安全性、寿命、燃費などの性能のすべてを高いレベルで実現することを目指して市販化を目指す。今回のタイヤ開発に関連して15の特許が登録された。
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