2007年3月26日に警察から逃げて、2009年11月10日に逮捕されるまでの2年7カ月の間、どこにいて、どのような生活をし、何を考えてきたかを記したこの書籍。
何が驚きって、2011年7月5日現在、裁判が始まったばかりで判決も何も決まっていない状況であるにも関わらず、2011年1月に逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録が出版、世に出回っているという事態。
東京→北関東→静岡→東北→四国→沖縄→関西→九州。
電車、船、バス、自転車、徒歩で転々と移動した。誰にも語らなかった、「逃げた後、捕まる」まで。2年7カ月の間、どこにいて、どのような生活をし、何を考えてきたのか。
確かに、この紹介分は、犯罪心理に興味が無くとも読みたくなる内容だし、それにいち早く着目した出版社の手の早さに驚くとしか言いようがない。
この本が売れる度に発生する、印税は市橋容疑者の元に流れるのだろうか?
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