夫婦の円満な旅立ちを演出する「離婚式」。
最近では専用のドレスなるものまで開発され、ハンマーで指輪破壊の儀式。
“新郎新婦”に対抗して“旧郎旧婦”、“仲人”に対して、“裂人(さこうど)”など、世間的にネガティブなイメージしかなかった離婚に対するイメージが変化しようとしている。
そんな離婚式に対する問い合わせが、東日本大震災以降、3倍に増えているというのだから驚きだ。
その要因に、「目の前に居る妻の自分に助けの手を差し伸ばさなかった旦那の姿に、幻滅してしまった」や、「震災により人生の優先順位を今一度考え直させ、そこで夫婦が価値観の相違に気付いた」などが挙げられている。
被災地へボランティア支援に行っていた奈良の28歳女性が、14歳の年の差を乗り越えて南三陸町の男性と結婚したニュースが世間を驚かせたように、困難を乗り越えることで絆が芽生えてくるのかと思いきや、なかなかそうも言えない現実があるというのか。
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