国土交通省によると、2009年度に同省に報告された車両火災1053件のうち、98件がバッテリーやライトの付近から出火した。
このうち、28件がバッテリー交換、28件が前照灯やフォグランプの取り付けに起因すると推定された。車両が全焼した火災もあった。けが人はないという。
国交省は独立行政法人交通安全環境研究所に再現実験を委託。この結果、バッテリーの固定金具を取り付けるナットの締め付けが緩い場合、金具が動いて電極と接触してショートし、火花が潤滑油や樹脂製のカバーに引火して、数十秒で火災になった。
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