QVCマリンフィールドにて開催されたマツダオールスター2011第2戦。
デーゲームでの試合開催は、1955年以来52年ぶりとなるデーゲームでの開催となった2007年の第2戦(フルキャストスタジアム宮城)以来のこと。
2007年の時は、第2戦が行われた7月21日当日は、アジアカップサッカー選手権準々決勝に日本代表がコマを進めた場合の日程、また仮に7月22日(予備日)に試合が延期された場合、参議院選挙(当初の投票予定日)が重複する恐れがあり、テレビ放送の日程調整に問題が生じたため。
ちなみに第1戦の東京ドームでの試合終了後の20日深夜に新幹線を借りきって選手を移動する処置を取ったという。
2011年の今年は、3月に発生した東日本大震災、そして福島原発事故の影響に伴う、電力供給の問題、節電対策によるもので、電力消費の大きいナイターを自粛する形でデーゲーム開催となった。
中日・岩瀬が先発投手を務めるという驚きの第1戦(名古屋ドーム)では、パ・リーグ防御率1位の日本ハム・武田勝から、まさかの1イニング4本のホームラン8得点を奪う攻撃でセ・リーグが圧勝。
その雪辱を果たすべく、第2戦は西武・中村が2打席連続ホームランを打つなどしてパ・リーグが競り勝った。
2001年を最後に消滅していたオールスターゲーム3試合制度も、今年は東日本大震災被災者救援チャリティー試合としてクリネックススタジアム宮城で行われる。
先発投手予想には、ともに仙台に思い入れのありファン投票1位選出を果たした2人、ヤクルト・由規と日本ハム・ダルビッシュが投げ合うことが濃厚。
楽天・田中将大がどのタイミングで登板してくるかも注目だ。
第3戦は12:30にプレイボールがかかる。